無農薬の荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)を探す~自然農法・自然栽培お届けサイトより~

熊本県 自然農法米 ~安心安全の米を直送!

   

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矢印無農薬の荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)を探す

熊本県荒尾市は、
梨栽培歴100年以上の歴史を持ち「荒尾梨」で有名な梨産地です。

私が、元来の梨好きだったため
この荒尾梨で最も安心安全にこだわった
無農薬栽培の荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)を探し回りました。
(※無農薬という表現は、表示上誤解を招く可能性がありますが
農薬を栽培期間中一切不使用という意味です)

多くの梨直売所や荒尾市の物産館に行って
「無農薬で梨栽培をされている方を教えてもらえませんか」と探しました。

しかし、返ってくる答えは
「梨栽培で無農薬は無理ですよ。農薬は必要です」と言われるだけです。

一般に梨栽培においては
年に約20回ほど農薬を使用します(農薬の濃度により異なりますが)。

安心安全にこだわった荒尾梨を探し始めて
5年後に農薬や肥料を使用しない自然栽培農家の方から
「この方が荒尾市で一番こだわって梨栽培をされている」と
梨栽培歴35年の高塚 成生さんを紹介してくれました。

高塚 成生の成生梨

【目次】

1. なぜ高塚さんは安心安全な荒尾梨作りを目指したのか?

2.無農薬での荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)作りの奮闘
 2-1. 除草剤不使用:土の生物を殺しません
 2-2. 農薬を最大限使用しない工夫:一つ一つの梨の実に袋がけ
 2-3. これまで多くの梨の木を枯らし身についた能力とは!

3.農薬を最大限不使用で創り上げた生物の命豊かな梨園
 3-1. 土壌微生物が豊かです:クヌギの葉のみを梨園に敷きます
 3-2. 多くのクモが棲みつき梨園を守ります
 3-3. 大発生したアブラムシはテントウムシたちが食べてくれます
 3-4. 梨園にクワガタが集まり、子供達も集まってきます
 3-5. 毎年、鳥が巣を作りに高塚さんの梨園に来ます

4.美味しい荒尾梨へのこだわり。糖度13以上の梨を厳選してお届け!
 4-1. 梨の収獲適期を見極めて収穫
 4-2. 大きい荒尾梨ほど旨い
 4-3. 一つ一つ光センサーで糖度13以上の荒尾梨を厳選

1. なぜ高塚さんは安心安全な荒尾梨作りを目指したのか?

高塚さんは、荒尾梨で有名な熊本県荒尾市で
豊水・新高ジャンボ梨等の梨栽培を35年以上しているベテラン梨農家です。

梨栽培を始めた当初から
高塚さんには、農薬を最大限減らして
安心安全な梨作りをする必要がありました。

それは、
生まれたばかりのお子さんのためでした。

高塚さんのお子さんは、生まれたころより
アレルギー体質で小児喘息を患っていました。

高塚さんの梨園と自宅が隣接しており
生活用水を井戸水から使用していたため
子どもの体の事を考えると
農薬を最大限減らす荒尾梨栽培をする必要がありました。


動画:成生梨|安心安全な梨(豊水、新高ジャンボ梨)作りにこだわる理由

高塚さんは、独自の栽培方法をしているため
梨の甘味が口にベトつかず、後口が良い爽やかな甘味を特徴としています。

梨産地の荒尾市で栽培されている荒尾梨とも呼ばれますが
特に成生梨(せいじょうなし)と呼んでいます。

成生梨はこちら

2.無農薬での荒尾梨(豊水、新高ジャンボ梨)作りの奮闘

高塚さんは、当初より
子ども達の健康を考え、無農薬での荒尾梨栽培に挑戦をしてきました。

しかし、果樹、特に梨においては
無農薬栽培は非常に困難を極めます。

梨栽培をすると、多くの病気と虫が発生します。

荒尾梨の農家には、月ごとに
農薬防除するように通知がきます。

高塚さんは、長い間無農薬での梨栽培に挑戦してきましたが
農薬を使用しないと次の状態になります。
1) 収量は半分以下
2) 傷物が多く、外見が悪い梨となり商品価値がない
3) 病気や虫が蔓延し梨の木が枯れる

1) -3) の事が起こるということは
梨農家として大きな減収となってしまいます。

さらに梨の木が枯れると
4-5年は実を付けませんので非常にダメージが大きいのです。

それでも
高塚さんは、最大限農薬を使用しない方法を模索していきました。

除草剤不使用:土の生物を殺しません

高塚さんは、土作りを大事にしています。

そのため、高塚さんの梨園では、
除草剤を全く使用しません。

草が土に返り、土の微生物を豊かにすると考えているのです。

成生梨園では、梨の木の下には草が生い茂り
高塚さんは、刈払機で草を刈っていきます。

成生梨での草刈り

刈り取った草が、土に返り、豊かな土壌を作っていきます。

除草剤を使用しないことは
安心安全な荒尾梨作りには非常に大事なキーとなります。

農薬を最大限使用しない工夫:一つ一つの梨の実に袋がけ

4月上旬には、キレイな梨の花が咲き
5月中旬頃になると梨の実を付けだします。

その時期になると
一つ一つ梨の実を見て回り袋がけをしてきます。
成生梨では、一つ一つ袋がけ

この袋がけは、一つ一つ行うので
大変な作業なのですが
安心安全な荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)をお届けするには
非常に重要な作業なのです。

荒尾梨の実に病気や虫が付いてしまうと
梨が変形したり、糖度の低い梨となってしまい
皆様にはお届けすることができません。

そのため実をつけ出した5月中旬頃から
一つ一つ袋がけをして、梨の実を守ってあげるのです。

これまで多くの梨の木を枯らし身についた能力とは!

高塚さんは、35年以上
いかに安心安全な荒尾梨を作るかにこだわって挑戦してきました。

その結果、
多くの梨の実を捨て、
多くの梨の木を枯らしてきました。

梨の木を一度枯らしてしまうと
新しく植え替えても4~5年は、実を付けないので
梨農家の経営としてはかなり大きなダメージなのです。

高塚さんの梨園には
今も所々に無農薬に挑戦して枯れた梨の木が見られます。

無農薬栽培で枯れた梨の木

高塚さんは、木が枯れないためだけに
梨の木の状況を見ながら天然由来の農薬を使用することもありますが、
手作業で局所的に使用し、ほとんど使用しません。

高塚さんは、これまで多くの梨の木を枯らしてきましたが
その経験から
農薬を最大限使用しないギリギリの線を見極めれるようになりました。
(2017年は、全く農薬を使用していません。現在2017年の記事)

成生梨はこちら

3.農薬を最大限不使用で創り上げた生物の命豊かな梨園

35年間、農薬を最大限使用しない栽培にこだわってきた
高塚さんの梨園の特徴は、
生物の命が豊かであることにあります。

高塚さんの梨は
荒尾梨の中でも独自の栽培方法により
成生梨(せいじょうなし)と名付けています。

その独自性の一つが
農薬をほとんど使用しないだけでなく
”肥料を使用しない”ということにあります。

一般には、梨栽培においては
梨の甘味を増し、サイズを大きくするために肥料を使用します。

しかし、
高塚さんは、その肥料を一切使用しません。

高塚さんが、徹底していることは【土作り】なのです。

私達は、本来の梨の美味しさは、肥料でなく
梨の木自身が創り出すと考えています。

梨の木自身が元氣に育つには
梨園には生物の命が豊かな環境を作る事が大事だと考えています。

土壌微生物が豊かです:クヌギの葉のみを梨園に敷きます

1月になると、高塚さんは、
成生梨の土作りの為に、クヌギの森に入り
クヌギの葉を集めて梨園に敷き詰めます。

成生梨ではクヌギの葉を敷き詰める

約15年前に、高塚さんは、無農薬での梨栽培に行き詰まっていました。
病気や虫が発生して梨栽培がうまくいかない。

途方に暮れて落葉樹林のクヌギの森を歩いていました。

その時に
フッと立ち止まり、辺りを見渡して思ったそうです。

「なぜ、梨とクヌギは同じ落葉樹なのに
肥料も農薬もないのにクヌギはこんなに元氣に育っているのか?」

そして違いは、
【土】にあることに気付いたそうです。

それ以降、高塚さんは、
肥料は一切使用せずに、
クヌギの森と同じ土壌環境を作ることに専念してきました。

成生梨ではクヌギの葉を敷き詰める

1月末には
高塚さんの成生梨園では、写真のようにクヌギの葉が敷き詰められています。

そして、
4月頃に成生梨園の土壌を見てみると
成生梨での土壌微生物

クヌギの葉に菌糸が入り込み
クヌギの葉が徐々に分解されているのが分かります。
多くの土壌微生物が棲みつく環境が創られています。

多くのクモが棲みつき梨園を守ります

高塚さんの梨園で一番目立って多いのがクモです。

5月頃には、多くのクモが棲みつき
あちらこちらでクモの巣を張り巡らします。

成生梨園のクモの子

このクモの子供は、大きくなり
収獲の9月末まで荒尾梨(豊水・新高ジャンボ梨)たちを守ってくれるのです。

大発生したアブラムシはテントウムシたちが食べてくれます

徐々に暖かくなってきてた5月頃には
多くの虫が発生してきます。

その内の一つ
アブラムシは、梨栽培において大きな被害を及ぼします。

アブラムシは
梨の葉から汁を吸いますが、大発生すると葉が萎れてきます。

葉に被害を受けると
梨の実が大きくならないだけでなく
抵抗力も落ちて、病気にかかりやすくなります。

高塚さんの梨園でも、アブラムシが大発生するのですが
同時にテントウムシも発生し活動しだしてくれます。

成生梨でのアブラムシとテントウムシ

よく見ると、テントウムシの成虫だけでなく
テントウムシの幼虫も一緒にアブラムシを食べています。
(白い幼虫は、コクロヒメテントウムシの幼虫)

梨園にクワガタが集まり、子供達も集まってきます

5月には、一つ一つ荒尾梨に袋がけをしますが
袋がけを忘れた梨を見てみると
クワガタが食べに来ているのを観察できます。

成生梨でのクワガタ

クワガタにかじられた梨は傷がすごく付いていますね。
これは、自然界に還す分です。

高塚さんの梨園では、生物が豊かであり
高塚さんの孫も喜んでクワガタを探しに来ています。

毎年、鳥が巣を作りに高塚さんの梨園に来ます

高塚さんの成生梨園では、
毎年、鳥が巣を作りに訪れます。

高塚さんの成生梨園に巣を作りにくる鳥

高塚さんの成生梨園で
安心して、卵を産んで、ここで雛を育てるのです。

農薬を最大限使用しない成生梨園は安全だと
鳥は本能的に感じ取っているのだと思います。

冬になり、梨の葉が落ちると
鳥の巣が作られていたことがよく分かります。

下の鳥の巣は、小鳥の巣です(草で巣を作っています)。

成生梨園の鳥の巣のあと

成生梨園では
鳥だけでなく野ウサギやカエル等もきますが
いろいろな生物の棲家になるような
梨園を維持していきたいと思っています。

生命が豊かな梨園で育った梨こそが
梨の持つ本来の美味しさを引出し
私達の体が喜ぶような美味しい梨がお届けできると思っております。

成生梨はこちら

4.美味しい荒尾梨へのこだわり。糖度13以上の梨を厳選!

私達がお届けする荒尾梨は
最大限農薬を使用せず、肥料を使用せず、
子ども達も安心して食べれるような梨目指して作っております!

安心安全だけでなく
高塚 成生さんには、もう一つこだわりがあります。

それは、品質にこだわりつつも
「心から美味しいと言って頂ける荒尾梨を届けたい」

美味しい荒尾梨をお届けするために
本サイトでこだわっていること

梨の収獲適期を見極めて収穫

成生梨の収穫

梨は追熟しない果物です。
そのため、梨をいつ収獲するかで荒尾梨の味が決定します。

高塚さんが、梨の収穫時期を見極め
採れたての荒尾梨を直送してお届けいたします。

大きい荒尾梨ほど旨い

大玉の荒尾梨を厳選

一般に「大きい荒尾梨ほどうまい」と言われています。

そのため、ホームページからご購入頂く成生梨は
豊水・新高ジャンボ梨ともに500g以上と厳選しています。

特に新高ジャンボ梨は、
1個1kgほどの超大玉になるジャンボ梨もございます。

一つ一つ光センサーで糖度13以上の荒尾梨を厳選

糖度13以上の荒尾梨を厳選

高塚さんお届けする荒尾梨は、
光センサーの糖度計を導入し
出荷前に糖度13度以上の梨を厳選してお届けしております。


動画:熊本県荒尾市の高塚 成生の成生梨(せいじょうなし)の特徴

成生梨の切り口

成生梨(せいじょうなし)は、
甘さを作るような肥料を使用しておりませんので
「甘さの質が違う」という感想を多く頂きます。

口の中に残るベタつく甘さでなく
後口の良い爽やかな甘味
を特徴としています。

ミネラル分を含むクヌギの葉のみで土作りをしているために
梨の木が自ら根を伸ばし力強く成長することで
梨本来の味を引き出していると考えています。

成生梨の梱包

梱包は、シンプルに無地の段ボール箱となります。

発送期間は、下記の通りです。
豊水:9/5 - 9/20
新高(ジャンボ梨): 10/5 - 10/25

梨は追熟しない果物のため
私達は、採れたての梨をお届けしたいと考えております。

そのため、
店頭販売とは異なり
収獲したての荒尾梨を高塚さんより直送してお届け
いたします。

梨の栽培方法と梨の品質に
最大限の安心安全と味のこだわりを詰め込んでおりますので
どうぞ宜しくお願い致します。

高塚 成生さんと成生梨

成生梨はこちら
梨栽培歴35年の高塚成生が作る成生梨はこちら

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