播種後、1ヵ月の生育～自然農法米・自然栽培米サイト～

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播種後、1ヵ月の生育 ～自然農法米・自然栽培米サイト～

平成26年度前田自然農法米は、
播種をしてから1ヵ月ほどが経とうとしています。

今回の播種は
一般の農家さんが行わない方法での播種でした。

・事前に芽出しせず苗床で発芽させる

・苗床を乾燥させた状態で育苗箱を設置する

私は、前田さんに質問しました
「苗にストレスがかかってしまうのではないですか？」と

前田さんの答えは、
「苗床で発芽させてみる。均一とかよりそれが自然だもんな」と
ミナミニシキの種籾の力を信用していました。

年に一回の米作りですので
失敗は避けたいところです。

苗はしっかり成長しているのか
ドキドキしながら苗床に足を運びました↓

下写真：播種後、1か月後の状態

上に被されていたラブシートは外され
ミナミニシキの苗達がしっかりと成長していました。

苗の高さは、18㎝くらいです。

前田さんは、上のラブシートをはがした時に
感動したそうです。

”今までにないくらい苗の成長が良い・・・・・”

一般には均一の苗を作るために
芽出しをし、水を張った苗床に苗箱を設置します。

しかし、実は、種籾はそこまで弱くないのかもしれません。

もちろん、10年以上自家採種してきたミナミニシキの強さかもしれません。

もちろん、前田さんが水管理をしっかりしたのも影響していると思います。

もしかして、均一な苗作りを求め過ぎているかもしれません。

自然の状態とは、
凹凸で多様で、しかしながらバランスが保たれている。

苗づくりでもそれが許容できれば
新しい展開が見えてくるのかもしれません。

今年は、ドキドキしながら苗の生育を見守りましたが
キレイな黄緑色の苗がそろっていて一安心です。

今の苗達は人間の年齢でいうと12歳くらいでしょうか。
(田植え時(世の中への門出)の苗を20歳とすると)

門出までもう少し苗を見守りたいと思います。

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