HOME ■自然栽培水田の有機物と微生物|自然栽培米・自然農法米ミナミニシキ■
私達が提供している自然栽培米・自然農法米は
農薬や肥料を使用していないので、
土壌の力を重要視しております。
下の裸地の岩石から土壌ができるまでのイラストを見てみると
生き物の働きが加わって土壌ができているのが分かります。。
出典:土壌はどうやってできる?jssspnkanto.web.fc2.com/170/Shitajiki.pdf
私達が、農薬を使用しないのは、
自然の状態を見た時に土壌が豊かになるには
土壌微生物たちの働きが重要であることを意識しているからです。
一言に土といっても
土壌は作物の生産の要になります。
土壌の機能を見てみると
1.生産機能
土壌は植物の生育に必要な養分や水分を供給しています。
もし岩石のままだったら生存できる生物数は激減します。
人間ももちろん存在できません。
2.分解浄化機能
土壌には、多くの土壌動物や微生物がいますので
枯れ枝や枯草は土壌微生物のエサとなり分解して土に戻していきます。
3. 保水機能
土壌が豊かになってくると、砂の場合では、土壌粒子間がほぼ均一であったのに対し、さまざまな隙間の土壌となり、空気の通りや水の通りがよくなる一方
保水性も増すというどちらの機能も持つ土壌ができます。
上記3つの機能を十分に発揮するには
有機物と土壌微生物の存在がキーポイントとなります。
前田自然農法米ミナミニシキは、
農薬も肥料も使用していないので自然栽培米と呼ぶこともできます。
自然栽培米の場合
肥料も使用しませんが、栄養不足になるのでしょうか?
土壌を豊かにするには有機物と土壌微生物の存在が大事だと言いました。
まず、肥料でも化学肥料は不自然な物質ですので田んぼに入れません。
それでは、
有機物を入れることが大事だから有機肥料を入れれば良いのでしょうか?
実際に自然状態で水田にどれだけの有機物が入るのでしょうか?
自然状態で、鳥が大量に糞(鶏糞堆肥)を落としていくのでしょうか?
牛が大量に糞(牛糞堆肥)を落としていくのでしょうか?
やはり厩肥は不自然だろうと思います。
では、草堆肥や多量の稲わらで作った堆肥はどうなのでしょうか?
もしかして、土壌ができていない初期の状態では
ショック療法的に採用することもあるかもしれません。
土壌の成り立ちのイラストにもあるように
長い年月をかけて風化作用と生物の働きによって土壌ができ
1㎝に100年かかると言われています。
でも実際にそこまでは待てません。
食糧を生産する場を早急に用意する必要があります。
そこで、人間の知恵で土壌ができる循環を早めることができます。
それが、堆肥の目的だと思っています。
作物を太らすための堆肥ではなく
土壌生成のサイクルを早めるための堆肥が本来の目的ではないかと思っています。
前田自然農法米では、
現在は堆肥も使用していません。
田んぼに入る有機物は、収穫時の稲わらのみです。
この稲わらが有機物の補給となり
農薬を使用しないので豊富にいる土壌微生物は、稲わら残渣を分解し、
土壌が豊かになっていくのです。
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