自然栽培米の普及率(面積、収穫量)の推測|自然栽培米・自然農法米ミナミニシキ

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矢印自然栽培米の普及率(面積、収穫量)の推測

私どもは、
農薬も肥料も使用しない自然栽培米・自然農法米をお届けしていますが
一体どれくらい世の中に流通しているのでしょうか?

江戸時代までは、自然栽培米は普通の存在だったかもしれません。

人糞尿を使っているところもあったようですが
江戸時代の農民の食べていた
お米、雑穀、味噌、漬物、旬の野菜からの糞尿ですので
不純なものは少なかったかもしれませんね。

いずれにしても、有機物がその地域で循環している
有機物循環システムを作っていたかもしれません。

現在の自然栽培米においては、
収穫後にコンバインの後ろから出る粉砕された稲わらは有機物となります。

収穫後残渣

さらに稲が育った後には
地下部には根っこの残渣が残ります。

これも、重要な有機物の供給ですね。

これらの田んぼの有機物が
土壌微生物により分解され、土壌が豊かになっていきます。

自然栽培米の栽培面積

自然栽培米を作っている面積は、日本で一体どれくらいあるのでしょうか?

この自然栽培に関する調査データは、ございませんが
大規模に調査した有機栽培に関する調査データは存在します。

2010年(平成22年)の有機農業基礎データでは、
日本の耕地面積 460万9000(ha) 農林水産省統計部の公表値に対し
有機農業実施圃場は、約0.36%という調査データが残っています。

0.36%というのは、有機農業の比率です。

自然栽培となると、
有機農業とは異なり
・許可された天然由来の農薬もありません。
・有機肥料も施肥しません。

自然栽培の調査データはございませんが
有機農業の1/10以下だと推測しますので
全体の0.03%もいないかもしれません。

自然栽培米の栽培面積はどれくらいかと推測すると

平成27年度の全国水田の栽培面積が約150万haですので
その0.03%は、450haとなります。

日本内で自然栽培米を作っているだろう栽培面積は
約450haと推測されます。

自然栽培米の生産量

それでは、
日本での自然栽培米の生産量を推測すると

一般の慣行栽培では、平均収量9俵/反に対し
有機栽培米:7俵/反 (慣行栽培の80%)
自然栽培米:5.5俵/反 (慣行栽培の60%) となります。

そのため
450ha と55俵/ha の計算から(450ha×55俵×60kg=1,485,000kg)
1485tの自然栽培米が現在流通していると考えられます。

日本では、2015年に約800万tのお米が生産されていますので
いかに1485tのお米が少ないかが分かるかと思います。

これからの自然栽培米の重要性

明治時代1890年以降に西洋から農薬・化学肥料が日本に入ってきましたが
それまでは、
日本ではかなり自然栽培に近い形で農業をしていたのではと思います。

現代では、世の中に不自然な食べ物が広がり
人工的な添加物や工場で作らた食べ物が普及してきました。

一部の農家さんで
体に入いる食の安全を追求して
自然農法や自然栽培に取組む方が徐々に増えてきました。

本来の日本の農業の在り方や、
自然に敬意を払う農法をまた見直して、
自然栽培米を作る農家さんと
私たち日本人が本来食べると良いお米を作り、届けていきたいと思っています。

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