自然栽培米と自然農法米の違いを見分けるポイント

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矢印自然栽培米と自然農法米の違いを見分けるポイント

近年、食への意識が高まり、
多くの方が、農薬・肥料を使用する栽培方法に疑問を抱き始めました。

ここ数年で
「自然栽培米」や「自然農法米」という言葉を
耳にする方も増えてきたのではないでしょうか?

前田自然栽培米ミナミニシキ

私達によくご質問が届けられますが
その中の一つに「自然栽培米」や「自然農法米」と
いろいろ呼び方があって違いが分からないというお声です。

今回は、
自然栽培米と自然農法米の違いを見てみましょう!

【目次】

1.自然農法が源流となっている
2.前田自然農法米?前田自然栽培米?どっち
3.自然栽培米と自然農法米、どちらが良いのか?
4.前田自然農法米・自然栽培米で土壌を作る有機物

自然農法が源流となっている

まず、全ての源流は、
1930年頃に提唱された【自然農法】の教えを起源としています。

【自然栽培】という言葉はリンゴの木村さんで有名になりましたが
もともとは自然農法の教えを源流としています。

1930年代に岡田茂吉氏に提唱された【自然農法】に関する文献の中にも
【自然栽培】という言葉は出てきます。

自然農法は1930年代に
岡田 茂吉氏や福岡 正信氏によって、広まった考え方ですが、
岡田 茂吉氏が提唱した自然農法は、
当初は、農薬・肥料を一切使用しない栽培方法
でした。

しかし、
戦後、世の中が農産物の大量生産・効率化を重視し
肥料信仰が始まりました。

その頃に
【自然農法】は、数々の流派に分かれてきました。

農薬は不使用だが、一部肥料を認める流派や
農薬も肥料も原則通り不使用という流派などです。

・MOA自然農法

MOA自然農法は、
農薬は不使用ですが、一部肥料を認める流派です。

MOA自然農法は、
肥料を使用せず農家として生計を立てていくことは無理だという農家の声を受け、
無農薬・無肥料の理想に近づくための移行段階を設けました。

その結果、
農薬不使用・化学肥料不使用を原則とし、
一部の有機肥料は認めるとしました。

自然農法の原則となる
農薬・肥料不使用の農業実践者を将来的に増やすための応急処置です。

MOA自然農法では、現在でも
原則通りの農薬・肥料不使用の実践者を増やす活動を促進しています。

・秀明自然農法

本サイトの前田 英之さんは
【自然農法】の流派の中でも秀明自然農法に属されている方です。

秀明自然農法は、
農薬・肥料不使用を原則通り貫いてきた流派
です。

前田英之

リンゴの木村さんで有名になった【自然栽培】とは
自然農法の原則通りの農薬・肥料不使用で栽培する事です。

つまり

農薬と肥料に関して
【自然農法の原則】を守っているのが【自然栽培】
というわけです。

前田自然農法米?前田自然栽培米?どっち

自然農法米と自然栽培米は、
名称の違いから何が一体違うの?と混乱させてしまいがちです。

熊本県玉名市の前田 英之さんの場合、
農薬も肥料も使用せずに
自家採種されたミナミニシキを育てています。

前田さんは、
秀明自然農法に属されている方ですので
前田自然農法米ミナミニシキとも呼べるし、
同時に
前田自然栽培米ミナミニシキとも呼べる
わけです。

自然栽培米と呼べる判断基準は簡単です。

・全ての生育段階で肥料を使用していない。
・他から持ってきた菌や資材を使用していない。

自然農法は、
1930年に提唱されてから長い年月が経ち
その間、いろいろな流派に分かれました。

そのため自然農法米といっても
ボカシ肥料や菌などを使用している場合があります。

一方、前田 英之さんのように
無農薬・無肥料で育てる方もおられます。

そのため、自然栽培米と自然農法米を見分けるには
次のポイントを意識して生産者さんに確認をすると良いでしょう!

【生産者さんに確認するポイント】

1.稲の全ての生育期間で無農薬・無肥料か?
育苗、苗床、稲の生育期間、収穫後の休閑期、全ての生育期間で無農薬・無肥料を守り苗や田んぼを管理しているのかを確認。

2.微生物資材やその他外から持ってきた資材は使用していないか?
田んぼの土壌から生産された物質以外を田んぼに入れていないか?

あと追加の質問としては

3. 自家採種をしているか? (全ては一粒の種から始まります)
購入するF1種は、農薬や肥料の影響を受けている可能性があります。

4.農家さんの想い
なぜ、無農薬・無肥料で栽培しようと思ったのか?
この質問の答えに農家さんの考えが全て表に現れます。

自然農法と記載されたお米をご購入される場合
肥料や菌・資材の使用履歴を確認しないとどのようなお米かは分かりません。

もし無肥料にこだわるならば、
販売する方と電話してコミュニケーションをとるのも良いかもしれません。

自然栽培米と自然農法米、どちらが良いのか?

私ども自然栽培米専門店【Natural Style】では、
農薬や肥料を使用せずに
かつ自家採種されている自然栽培米・自然農法米を厳選して
皆様にお届けしております。

しかし、
私どもが、肥料を否定しているのかというと
そういうわけでありません。

もし、農家さんが肥料を施していると分かった場合
その肥料を施している理由が大事です。

この肥料は、何を原料として、
何のために施しているのかがポイント
です。

その食べ物が自然か不自然かは
自然界の摂理に従っているか、従っていないかで判断すると良いでしょう。

自然界が土を作っていく流れを見ると
ある土壌で植物の種が落ちて、根を張り、根の周りの微生物が豊かになり
その植物がいずれ枯れて、腐植となり土を作っていきます。

ここでのキーポイントは、「土壌微生物」です。

自然界は、「土壌微生物」が豊かなのです。

つまり、「土壌微生物」の命を重視する農業が
持続的な農業ということができます。

堆肥と土壌

自然の摂理に習うと
肥料を施すならば
その肥料(堆肥)は、その水田や周辺から採れた有機物が良いということになります。

やはり、
牛糞堆肥や魚粕等の外から持ってきた肥料は不自然となります。

また、生産者さんが
「何のために肥料を施すのか」か大事です。

自然界が教えてくれているように
土壌微生物層を豊にして、土を作るためだと
体にも優しい良い農産物の生産が期待できそうです。

しかし、単に増収を狙って、肥料を施しているならば、
自然の摂理から反し、食に歪を生む可能性が出てきます。

前田自然農法米・自然栽培米で土壌を作る有機物

前田さんの自然栽培米水田は
自然栽培歴10年以上になりますが
土壌微生物の事を考え、土作りをしてきました。

自然栽培米では、
外から肥料を持ち込みませんが
水田の有機物は、土壌に供給されています。

それは、収穫時の
コンバインの後ろから出る粉砕されたイナワラですね。

粉砕稲わら

この粉砕された稲わらは
太陽エネルギーと水・土のエネルギーを固形化したもの
です。

これを土壌微生物達がエサ(エネルギー源)として
土壌微生物が豊かになり、土を作っていくのですね。

土壌微生物の命を豊かにする栽培方法で育てた農産物は
私達の命を養ってくれる食べ物となります。

今回の自然栽培米と自然農法米を見分けるポイントは
自分が食べる物を知る上で大事なポイントになるかと思います。

実際に生産者さんや販売窓口の人と
コミュニケーションを取って確認されるのが良いと思います。

自然栽培米ミナミニシキ
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