苗づくりでの挑戦~自然栽培米・自然農法米専門店より~

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矢印苗づくりでの挑戦~平成27年度前田自然農法米~

今年は、5/23に平成27年度前田自然農法米の播種 & 苗床づくりを行いました!

昨年の苗づくり時の挑戦は、

【播種前に芽出しをせずに苗床で発芽させる】でした。

通常は、苗を均一にするために4~5日ほど水に浸け芽出しをします。

常識から考えると異例な方法なのです。

そして、
今年も一つ挑戦をしました!

作業を手伝っている人が
その光景を見て、前田さんに「これで大丈夫かい?」と聞いてしまいました。

まず、順を追って、
播種の状況から報告しますね。

1. 山土の用意

例年通りの山土を利用します。

皆さん知っていましたか?
山土にも肥料の入っている山土と肥料の入っていない山土があるのです。

前田自然農法米では、肥料の入っていない山土を使用しています。

2. 種籾(ミナミニシキ)の準備

種籾

昨年に引き続き、芽出ししない種籾を使用します。

これは、
前田さん曰く

事前に発芽させて均一にするより、苗床で発芽させる方がより自然だと。

3. 播種

毎年、播種の際に多くの方に手伝ってもらうのですが、
手伝ってくれる方の体の負担を減らすために
2年前より写真の播種機を導入しています。

4. 苗床に苗箱設置

播種後の苗箱を苗床に設置します。

この風景も、常識の方法と違いますね。

通常、苗床に水を張って、
そこに苗箱を設置するところが多いです。

苗床に水を張っていると結構この作業が大変なんです。
でもこの方法ならば、楽です。

手伝ってくれる方の負担を軽減するために2年前から
この方法で苗箱を設置しています。

最後にラブシートを被せておしまいです。

皆さんも5月末から6月初めにかけて
白か黒のラブシートを被せて発芽させている苗床をよく見かけると思います。

そして、

今年、前田さんが挑戦したことは、

下の写真です。

この風景、
見たことないですよね(笑)

作業を手伝ってくれる人も
「こりゃー鳥に食われっばい」(熊本弁)と言っていました。

ラブシートは、鳥からの食害だけでなく
保温・保湿性もあり発芽に良い環境を作ってくれるんですね。

なので

通常は、必須です。

必須のはずです・・・・ネットなんて見たことないです。

前田さんに
何故ラブシートでなく、このネットで挑戦したかを聞いてみました。

前田さん曰く、

「ラブシートはハウスみたいなもんたい
ネットの方がより自然に近いったい」(熊本弁)

これは、

間違いなく、
種籾にとっては、ストレスになるでしょう。
鳥の食害だけでなく、
ラブシートの保温・保湿性を失うわけですから。

しかし、
前田さんの根本の考えは、
苗にもある程度のストレスは必要

苗床を作って、水も張って、ある程度発芽できる環境を準備するけど
より自然に近い環境で種籾には発芽してほしいという考えなんです。

前田さんは、
自分のミナミニシキの種籾への信頼感を持っています。

前田さんにとって
ミナミニシキの苗を育てることは
子供を育てるのと同じなんです。

その子を信頼しながら、成長を願い、
子供を過保護にせず、
必要な時に手を貸してあげる。

今年の挑戦は
吉と出るのか凶と出るのか
数週間後には結果が出ているでしょう。楽しみです。

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