HOME ■腸内細菌と私達の健康|前田自然農法米ミナミニシキ■
人間の健康状態を見るならば
腸の状態を見るといいと聞いたことがあるでしょうか?
人間の腸の長さは、
実は、食文化の異なる人種で異なります。
肉食大国のアメリカ人の腸の長さは、約4m
それに対し
穀菜食の日本人の腸の長さは、約7m と言われています。
穀菜を主にする日本人にとって、
消化のためにはそれだけの長さが必要だったという事です。
逆に日本人が肉食メインになると
腸が長いために肉が途中で腐敗する可能性があるんですね。
腸内での起こっている事
腸内には、下記の多数の腸内細菌が共生しています。
・約500兆個 (10年ほど前は100兆個と言われていましたが)
・500~1000種類
・総量1.5kg
私達は、腸内細菌が住みやすい環境を提供し共存しているのです。
・腸内細菌の栄養源となる糖質を供給
糖質は分子構造によって、下記に分けられます。
1.単糖類 (ブドウ糖、果糖)
2.小糖類 (ショ糖、乳糖、オリゴ糖)
3.多糖類 (デンプン、セルロース)
腸に良いと言われているのが、オリゴ糖と言われ
小糖類の中でも水に溶けやすいショ糖
水に溶けにくいオリゴ糖に分けられているようです。
水に溶けにくいために腸まで届き
腸内細菌のエサになるのですね。
オリゴ糖をとらないといけないという事はありませんが
味噌、醤油にオリゴ糖の一種(イソマルトオリゴ糖)が含まれているようです。
・酸素の薄い環境(嫌気性の環境)、適度な温度
腸内細菌の
ビフィズス菌は酸素があると生息できない偏性嫌気性菌
乳酸菌は酸素があっても生息できる通性嫌気性菌
出典:http://bb536.jp/basic/basic03.html 森永乳業 ビフィズス菌研究所
99%が酸素が無い所で生息できる偏性嫌気性菌で占められているようです。
人間が腸内細菌に最適な環境を提供する代わりに
・食べ物の消化、ビタミンB群供給をしている
人が分泌する消化液や消化酵素では消化できない栄養分を分解したり、
体内では作ることができないビタミンを合成している。
※ビタミン合成は、セルロース添加で強まる。
・外部から侵入する病原菌から守る
体内の免疫細胞の70%は腸内に存在すると言われ”腸内免疫”と言われている。
外部から侵入した病原性細菌が腸内で増殖することを防ぎ、排除する。
私達の体内には多数の腸内細菌が存在しており
人間は腸内細菌が住みやすい環境を提供し
その代わりに、
腸内細菌は、人間が紹介できないものや合成できない栄養分を供給し、
さらには、体外の病原菌から守ってくれているのですね。
菌というと汚い物に感じる方もいますが
人間と菌が共生するという視点が正しいのだと思います。
体内にいる細菌が住みやすい環境を作る事は
すなわち
私達が健康になるという事に繋がります。
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