本当の慣行栽培とは?日本の農薬の歴史から考える|前田自然農法米ミナミニシキ

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矢印本当の慣行栽培とは?日本の農薬の歴史から考える

私どもは、農薬や肥料を使用しない
自然栽培で育てられたお米をお届けしております。

私どもの周りには、
自然栽培米を育ててみようと挑戦される方がおられますが
田んぼの周りの先輩農家さんや親戚の人たちに
農薬や肥料が無いとお米はできないと言われ続け
自然栽培を断念される方もおられます。

現在では、
農薬や肥料を使用する栽培の事を慣行栽培と言います。

慣行とは、辞書で調べると
「古くから慣わしとして行っている事」という意味です。

つまり、
慣行栽培とは
古くから慣わしとして日本でされていた栽培という意味になります。

しかし、
農薬や肥料を使用する農法は
古くからの慣わしだったのでしょうか?

日本はいつから農薬を使いだしたのか?

日本の稲作の文化は3000年とも言われています。
(もしかしてそれよりも古いかもしれない)

日本には元来、
農薬も化成肥料もありませんでした。

日本での化成肥料の導入時期は
明治時代の1890年代からであり約120年ほど前からです。

農薬に関しても
明治時代から大正にかけて日本政府が農薬の技術輸入に努め
1891年に防虫菊粉を用いたのを最初に
硫酸ニコチン、青酸、ヒ酸鉛、ボルドー液と
西洋で開発された農薬を日本でも使用しだしました。

1930年頃の昭和初期頃には、
日本の農村でも本格的に使用開始されたようです。

それでは、
稲作に農薬を使用しだしたのは、いつだと思いますか?

戦後、1952年に、
稲作の病害虫対策ということで
イモチ病に効果があると言われたセレサン石灰(水銀剤)
ニカメイチュウに効果の高いホリドール(パラチオン)の使用を開始しました。

戦後の日本に西洋から導入された農薬を使用しだしたのは
約65年前です。

3000年の稲作文化の中で、農薬使用は65年前からです。

それなのに
農薬、肥料を使用する農法を慣行農法と呼んでいます。

慣行という文字を使うと
農薬、肥料の使用が当たり前のように感じてしまいますね。

本当の慣行栽培は、自然栽培や有機物地域循環の有機栽培

戦争後の日本は、
食糧不足に陥ったので
当時は、大量に生産できる術を追求する時期でもありましたので
農薬や化成肥料の使用は仕方のなかった時期かもしれません。

しかし、
食糧不足を補う事や見た目がきれいな農産物を追求して
農薬や肥料を使用した結果、
生物の少ない土壌を生み
土壌構造も破壊され、水質も汚染されてきました。

時代の流れもあり仕方なかったと思いますが
食糧が豊かになったこの時代に
次は、量より質。
本来人間が食べると良い自然の食べ物を追求すると良いかもしれません。

本来、私達が2900年以上行ってきた
本当の慣行栽培に戻ると良いのではないでしょうか?

江戸時代での栽培方法では
お金を持っていない農家は、自給できる肥料に頼っており
刈草等を使用して、自然栽培に近かったのではと思います。

有機肥料を使用するといっても
刈草や草木灰の他に、
自分ところで農作業用に飼っている牛や馬がいれば、
その糞を発酵させた厩肥、
人糞尿も肥料として使用していました。

これらの有機肥料の特徴は
その田んぼや畑がある地域で循環している有機物という事です。

これから
本物の自然の食べ物や健康を追求するにあたって
農薬や化成肥料が西欧から入ってくる前の
有機物が地域循環していた江戸時代の
栽培方法や生き方が参考になるかもしれませんね。

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