自然栽培米での土壌の重要性|自然栽培米・自然農法米ミナミニシキ

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矢印自然栽培米での土壌の重要性

自然栽培米・自然農法米といわれるの方法は
自然の摂理に則って栽培する方法ですが、
土の力をすごく重要視しております。

一言に土とっても
普通に当たり前のように目にする土ですですが
土ができるまでには長い歴史があるのです。

植生遷移という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

私は、もともと森林保全を専攻する学科で勉強をしていたのですが
植生遷移とは、”裸地から森林ができるまでの変化の過程”を言います。

火山が噴火した後には
草も生えない岩石が地表に出た裸地状態になります。

裸地から森林ができるまでには
各段階に応じて植物の種類も変わってきます。

下に裸地の岩石から土壌ができるまでの
参考図を乗せています。

土壌の成り立ち
出典:土壌はどうやってできる?jssspnkanto.web.fc2.com/170/Shitajiki.pdf

硬い岩石もその内部に含まている水分の膨張収縮によって長い年月をかけて亀裂が入り、自然の力で砕けたりとして砂状に粉砕されていきます(風化作用)。

そこに微生物が入りだし、植物としては、コケ・地衣類が入ってきます。

コケ・地衣類は、土壌の栄養分がなくとも、
栄養分を大気中の水分と太陽光による光合成産物で得ることができるから
岩石の上でも生きることができます。

コケ・地衣類の死骸が、長い年月をかけて土壌を形成していきます。

その後、薄い表土ができると
一年生の植物(草本)が入り込んできます。
一年のうちに種を結実し、枯れて、来年もそのサイクルを続けて
徐々に土壌を形成していきます。

次に多年生植物が入っていきます。
ススキやカヤ類で地上部が枯れても地下茎が残っているので
翌年には、地下茎から再び地表に出てくることができます。
多年生植物の根も強いので岩石の風化を促進し、さらに土壌を形成していきます。

土壌の形成には1㎝100年かかる

自然の仕組みによって
土壌は徐々に形成され、生物が住める豊かな土壌を作り出していきます。

当たり前のように目にしている土壌も
自然の風化作用生物達の力によって土壌が作り出されるのですが
そのスピードは
1㎝に100年かかると言われています。

有機栽培の知名度が上がってきたときも
土づくりという言葉を良く聞きました。

自然の土壌形成の仕組みを見てみると
その土壌形成の立役者になっているのは、植物や微生物だと分かります。

その土壌に
植物が入り、その植物が枯れる。
その死骸を微生物たちの力で分解され、
岩石の風化物微生物によって分解された有機物が結びつき
土壌を作っているのです。

私達は農薬や肥料を使用しない自然栽培米を育てており
田んぼでは、除草剤も使用しません。
稲が主役となるように草の管理はする必要がありますが
草は決して敵ではなく、土壌を豊かにする存在です。

”土づくり”という言葉には
自然の法則から見て
その土地の有機物と微生物の働きを重視しましょうという意味が含まれていると思います。

そのため微生物たちを殺してしまう
農薬の使用は自然の土づくりの流れから反してしまうと考えています。

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