無農薬で育てたあっさり系のお米ミナミニシキ|前田自然農法米・自然栽培米ミナミニシキ

　　

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無農薬で育てたあっさり系のお米ミナミニシキ

熊本県玉名市の
秀明自然農法を実践している
前田 英之さんは、
栽培期間中、農薬を使用せずにお米を栽培しています。

無農薬栽培という表現は
現在、誤解を招くという事で
「栽培期間中、農薬を不使用」という言葉に変えるようになっています。

前田自然農法米ミナミニシキの場合
一年中通して、農薬と肥料、その他資材は使用していませんので
自然栽培米とも言われています。

10年間農薬、肥料その他資材を使用していない
自然栽培米となっています。

あっさり系の代表品種と言えばササニシキ

現在、流通しているお米は、
ほとんどがコシヒカリの遺伝子が入っていますので
甘味と粘りのあるお米となっています。

逆にあっさりとしたお米と言えば、
どの品種のお米を思い浮かべますでしょうか？

おそらく
ササニシキではないでしょうか？

1963年に誕生したササニシキは
1985年には、全国作付面積2位となり
1990年には全国で約20万ヘクタール作付される主要品種でした。

しかし、
1993年の大冷害で多大な被害を受けたササニシキは
冷害に強い”ひとめぼれ”へと転換され
現在では、ほとんど栽培されていなく
2013年には、作付面積は3000ヘクタールほどと言われています。

それほど、
あっさり系のお米を食べる方も減り
多くの方が粘りや甘味のあるお米を食べるようになりました。

九州で生まれたあっさり系の品種ミナミニシキ

前田 英之さんが栽培している
ミナミニシキは、
1967年に宮崎県で生まれた品種です。

ササニシキと同じ”ニシキ”という文字が入るのですが
全く父、母は異なり、ササニシキの遺伝が入っているわけではありません。

もちろん、
コシヒカリの遺伝子も入っておりません。

稲の特性を見ても
晩生品種で長稈(ちょうかん：稲の背が高い)となっており
昔の品種「旭」の特性に似ています。

食味は、
あっさり淡泊な味が特徴となっており
食べやすく、体にスッと入ってきます。

5年ほど前までは、
あっさり過ぎると仰る方もいましたが
現在では、
食べやすくて美味しいと言って頂ける方が増えてきており
段々と主食のお米には
あっさり系が好まれてきているのかなと感じています。

無農薬・無肥料のミナミニシキはさらにあっさりする

私達は
主食のお米は本来あっさりしていたと思っています。

1956年にコシヒカリが誕生し
1979年には、全国作付面積1位となりました。

コシヒカリが誕生する前まで
あっさり系のお米であったことから
日本の3000年ほどの米食文化において
2970年ほどはお米といえばあっさり系だったはずです。

品種的にあっさり系のミナミニシキを
さらに農薬も肥料も使用しない自然栽培で育てると
このあっさり感はさらに増すように感じます。

食べた後の体への負担がないのですね。

さらに
私どものお届けしているミナミニシキは
自然栽培水田で自家採種を15年以上続けております。

そのため
お米の源の種籾自体も純粋にするように心掛けているため
すごくあっさりと感じて頂けると思います。

主食であるお米は
あっさりと食べたい方に
お薦めしたい自然栽培で育てたミナミニシキです。

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