自然栽培米vs慣行栽培米 田植えの違いとは!?

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矢印自然栽培米vs慣行栽培米 田植えの違いとは!?

熊本県玉名市で農薬も肥料も使用せずに育てている
前田自然農法米(自然栽培米)ミナミニシキの田植えを
6月25日頃から開始しました。

6/25から7/5くらいまで田植えするので
一般的には、田植え時期は遅い方ですね。

自家採種歴15年以上のミナミニシキ種籾を
苗床で発芽させて約40日ほどだった苗を定植していきます。

ミナミニシキ 40日苗

ミナミニシキの苗は20㎝ほどありますが
やはり、同じ時期に植えたヒノヒカリの苗と比べると
生命力の違いがあるのか大きい苗です。

食味があっさりしていますので、
粘りや甘味が重宝される風潮の中で植えられなくなった品種ですが
一部の自然農法家が、この生命力に着目していて
自然栽培水田で自家採種を続けてきたミナミニシキです。

前田自然農法米(自然栽培米)の田植え

今年は、熊本県では、
6月中の雨が激しく多かったですが
7/1頃より徐々に雨も減ってきました。

今日7/2は、やや曇りですが
田植えしやすい天候ですね。

前田ミナミニシキ田植え

前田ミナミニシキ田植え

前田ミナミニシキ田植え後

前田自然農法米(自然栽培米)の株間は
24㎝×30㎝ほどとなります。

一般の方と比べるとやや広めの株間となっていますね。

なるべく疎植にしようと
昔、30㎝×30㎝で挑戦したことがありましたが
苗が大きく成長するまで、
水田の表面に、太陽の光が降り注ぐので
雑草がすごく繁茂してしまい、大変なことになってしまいました。

逆に密に植えると、
全体的に植える量は増えますので
収量は多くなる傾向にあるのですが、
密集する事で風通しが悪くなり、病害虫を引き寄せたりと
あまり気持ちの良くない田んぼになります。

田んぼの環境を考えて
自然栽培をしている方は、やや広めに株間をとる傾向にありますね。

自然栽培米vs慣行栽培米  田植えの考え方と管理に違いがある

自然栽培米と慣行栽培米の違いは
農薬や肥料面では、
栽培期間中に農薬や肥料を使用するかどうかの違いですね。

単に農薬も肥料も使用しないから自然栽培米という単純な話でなく、
自然栽培米は、農薬や肥料を使用しないために
慣行栽培米とは、管理方法が異なります。

1)田植えする時期

自然栽培米では、
一般よりも遅めに田植えをします。

これは、ウンカの被害を受けにくくするためです。
早く田植えをするとそれだけ分けつが多くなり
収量が増えるメリットがあるのですが
ウンカの被害にあう可能性があり、
お米の品質も落としてしまう可能性があります。

そのため、
自然栽培米では、遅植えの方が多いです。

2) 田植えの株間

密に田植えすることで、
収量が増える可能性があるのですが
稲間での風通しが悪く、湿度が上がり
田んぼ内の環境が悪くなると
病害虫の被害を受ける可能性があります。

ジャンボタニシ
左の田んぼが自然栽培米です。

自然栽培米の田んぼでは、
株間が広いために
田んぼ内が明るく、風通しも良いです。

田んぼに本来住む生物が喜ぶのはどちらかを考えた時
自然栽培米では、疎に植える方が多いです。

3) 水管理

田植え後、1ヵ月は、ジャンボタニシと関わる時です。

ジャンボタニシは、小さくて弱い苗を食べますので
田植え後一か月は、農家さんは、目を配る必要があります。

前田ミナミニシキ疎植

本来ならば、田植え後に、
自然栽培米農家さんは、水を多く入れたいのです。

しかし、
水を多く入れると
ジャンボタニシは、活発に動きだし、苗を食べます。

一般の慣行栽培米では、
ジャンボタニシを駆除できる資材を使う方もいるので
田植え後は水を入れたい時に入れて、水管理がすごく簡単になります。

6月末頃、
田植え直後の田んぼを見てみると
慣行栽培米の田んぼには水がドンドン入っているのに
自然栽培米の田んぼでは、水の量を調整しながら
田んぼに水を引き込んでいるのが分かります。

参考に
田んぼに入れる水が少な過ぎると
ジャンボタニシの活動が低下するのですが、雑草が生えてきます。

この水管理によって、
田んぼに生える草の量が変わってきます。

4)補植

どれだけ水管理に気を付けても
どうしてもジャンボタニシに
幼い苗が食べられる箇所が出てきます。

そのような箇所では、
補植をする必要があります。

前田ミナミニシキ補植

面積が広いと
この補植作業も大変なのですが
家族総出で補植される農家さんが多いです。

この補植作業も
農薬等資材を使用しないために発生する作業ですね。

やはり、
自然栽培米作りに関わる農家さんは、
単に農薬や肥料を使用していないだけでなく
一般の米農家さんとは異なった考え方と管理が必要だと感じました。

前田ミナミニシキ田植え後

前田自然農法米(自然栽培米)ミナミニシキも
農薬や肥料を使用しない自然栽培歴は10年目となりました。

食べた方の健康に役立てるような
生命力のあるお米を目指していきたいと思いますので
どうぞ宜しくお願いします。

前田自然農法米(自然栽培米)ミナミニシキはこちら

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