無農薬米水田での雑草の状態とは?|前田自然農法米・自然栽培米ミナミニシキ

熊本県 自然農法米 ~安心安全の米を直送!

  

HOME ■無農薬米水田での雑草の状態とは?|前田自然農法米・自然栽培米ミナミニシキ■   

矢印無農薬米水田での雑草の状態とは?

熊本県玉名市の前田 英之さんは、
稲の栽培には農薬も肥料、その他資材も使用しません。
いわゆる自然栽培でお米を育てています。

栽培期間中はもちろん
お客さんに出荷するまで全ての工程に置いて薬剤は使用しません。

農薬を使用しない栽培の場合、
九州においての除草作業は、
主に下記の3つです。

1) ジャンボタニシを活用する
2) 機械除草
3) 手除草

6月末に田植えをして
7月末までの1ヵ月間に主に除草作業を集中して行っていますね。

水田除草作業

上写真は、機械除草の様子です。

この除草作業により
稲が主役となり、
草が脇役となる水田を作っていくのです。

除草剤等の農薬を使用しないので草は生えてくる

7月末に除草作業が終わり、
1ヵ月たった8月末頃の水田状態はどのようになっていると思いますか?

もちろん水田の状態によって異なります。

ジャンボタニシがいるのか、
雑草の種は残っているのか、
除草剤を使用しないので水田状態に影響します。

ジャンボタニシが適度にいる水田ならば
ジャンボタニシが若い草を食べてくれて
稲の成長を邪魔する草はほとんどありません。

一方、
ジャンボタニシが少なければ
7月末まで機械除草をしたとしても
8月末には結構草が生えてきています。

草が生えることは、
土作りにとっては良い事です。

しかし、
お米の収量が減りますので
お米が主役になるような水田を作りたいですね。

下の写真は、
除草剤を使用している慣行栽培の水田の表面です。

慣行栽培水田表面

雑草が生えておらず、
稲のみが水田で育っている状態です。

ほとんどの田んぼが、
このような光景ではないでしょうか?

2011年に行った調査では
約99.6%の田んぼでは、農薬等を使用していますので
このような草が無い状態となっています。

一方、
下写真が自然栽培米の水田です。

無農薬栽培水田表面

稲の間にウキクサが生えています。
水田で密集すると水温の上昇を妨げるので
稲の生育速度に影響を与えると言われています。

無農薬栽培水田表面

葉の広いコナギが生えているのが見えますね。

コナギは、一年生広葉雑草で
畑状態で発芽せず、水田のような湛水状態で発芽し
水田の底を覆うように繁茂します。

繁茂力が強く
養分集脱力が強い強雑草とも言われていますね。

除草剤を使用しないうえに
ジャンボタニシが少ないと
ここまで草が生えてしまいます。

無農薬米の水田では、草と共存するしかない

私どもは、
本物のお米を届けいたいという想いから
西洋から農薬や肥料が入ってくる以前の農法での栽培を目指しています。

そのため
前田さんは、除草剤を一切使用しません。

7月末までの除草作業により
稲が中心となる水田作りをしますが、
8月以降は、草が生えるままになっています。

ジャンボタニシがいなくて
地力がある水田での
草の繁茂は、非常に大きな課題です。

草の繁茂により
通常、自然栽培で5.5俵/反 収獲できるお米が2俵/反という事もあります。
(参考に、慣行栽培は平均9俵/反の収量がある)

「草」というのは、
農薬を使用しないお米農家にとって
非常に大きな課題
です。

農薬を使用しない自然栽培をされている農家さんは
草は必要に応じて生えていると考えていますので
草と共存する道を選びます。

稲が主役となり
草が脇役となり
虫や微生物も多様に存在するような田んぼ作りが理想
です。

前田自然農法米(自然栽培米)ミナミニシキはこちら

新着情報

当店の自然栽培米10の特徴

店長アツユキの頭の中

メニュー

会社概要



HOME - ■商品一覧■ - ■お客様の声■ - ■プロフィール■ - ■こだわり米の品種■ - ■おいしい米情報■

会社概要 - お問い合わせ - プライバシーポリシー - 特定商取引法に基づく表記 - サイトマップ - 送料について - お支払いについて