【農産物の本質】と【自然栽培米】との関係

熊本県 自然農法米 ~安心安全の米を直送!

  

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矢印【農産物の本質】と【自然栽培米】との関係

自然農法団体の人とのご縁によって
鹿児島県の自然農法北薩(ほくさつ)普及会で
お話しさせて頂く機会がありました。

今回お集まり頂いた方は
実際に自然農法をされている生産者の方と消費者の方がおられ
「農産物の本質」についてシェアーさせて頂きました。

私は、仕事上
多くのこだわり自然栽培農家さんとお話をする機会があります。

中には自然農法歴40年以上とか
前田さんみたいに周囲から変人扱いされている人(笑)とかいるわけです。

私は、お話しして気付きました。

自然栽培の経験年数が長く、
しっかりした軸を持った自然栽培農家さん達は
共通の事を言っているのです。

結局、それが、
【農産物の本質】だなと改めて思い
鹿児島県の自然農法北薩普及会でシェアーさせて頂きました。

鹿児島自然農法普及会での話

【目次】

1.自然栽培米を広げる意味
2.私達が食べている農作物の本質とは!?
3.地下部の目に見えない根の違い 慣行栽培米 vs 自然栽培米

自然栽培米を広げる意味

私が農薬や肥料を使用しない自然栽培米を届ける理由は、
安心安全な食べ物を届けたいという理由だけではありません。

前田さんが作るような自然栽培米には
それ以上の価値と可能性を感じているのです。

自然栽培米を届けるうえで重要視しているキーワードは

「命」です。

そもそも私が自然栽培農産物をお届けしようと思ったきっかけは
青年海外協力隊でミクロネシア連邦国のポンペイ島での経験があったためです。

環境保護活動家として、ミクロネシア ポンペイ島に派遣され
一年半の間、伝統的な酋長制の残る村で現地の方と一緒に生活をしていました。

彼らは、自然と共に生きる民族で
私が、これから一年半、一緒に住むとなると
彼らは、山から木材を切りだし、ヤシの葉で屋根を作り、家を作ってくれました。

豚を食べる時は、豚の脇にナタを刺すことから始まり
鶏を食べる時は、鶏を絞めるし
魚を食べたい時は、海に取りに行く。

喉が乾いたらココナッツの木に登り
病気になれば、自然の野草を持ってきて配合して薬を作るのです。

日本でパック詰めされた豚肉を選ぶ時に
豚が殺されるところをイメージしながら
「ありがとうね」と言って選ぶ人なんていませんよね。
ポンペイ島の生活では、殺すところから始まりました。

日本人は、ご飯を食べる時に「いただきます」と言いますよね。

元来の日本人の精神性の高さを改めてこの言葉から感じます。

その言葉の本当の意味【命をいただきます】を、
ポンペイ島で実感することができました。

自然栽培米を広げる意味

私達人間は、生態系ピラミッドの頂点にいます。

これを聞いて、
優越感を感じるでしょうか?
感謝を感じるでしょうか?

ピラミッドの頂点にいる人間の振る舞いは、
大きく分けて下記の2つでしょう。
・自然界の支配者
・自然界と調和

この2つの振る舞いの決定的な違いは、
「命」の尊重にあると私は考えています。

私達は生きている以上、自然界動植物の命をいただき
その命を私達の命の糧にしているわけですから
人間は、動植物の命を豊かにするような調整役である必要があると思います。

自然栽培米農家は、
栽培において農薬と肥料を使用しません。

この振る舞いは、
植物や土壌生物・微生物の命を尊重しているからです。

【命】の視点から見ると、
自然栽培農産物は自然界の命を尊重している作物と私は感じているので
このような農産物を世の中に広げようと思っています。

私達が食べている農作物の本質とは!?

私達人間は、動植物から【命】を頂いています。

しかし、今では、
食べ物から栄養成分を摂取しているという考え方が一般かもしれません。

もちろん、栄養成分も大事ですよ。
でも、最も大事な本質は【命】を頂いているのです。

私達は見えるものは、認識しやすいので価値を置きがちです。

しかし

大事なことは、たいてい目に見えません。

【命】もその一つで目に見えませんね。

農作物は、それぞれ目に見えない命がありますが、
自然栽培農家は、農産物の命を輝かせようと努力をするわけです。

私達は、農産物の命を輝かせるために
注ぎ込むエネルギーこそ「農産物の本質」だと捉えています。

農産物の本質

農業学校で野菜の栽培を勉強すると、
各野菜には、それぞれ必要なN・P・K (窒素・リン・カリ)が記載されています。

そのN・P・K (窒素・リン・カリ)の量に合うように
堆肥の成分を見ながら施していくのです。

この考え方は、西洋的で物質的です(でもこれが一般です)。

そこには命の概念は感じれません。

自然農法や自然栽培の世界においては、
農産物は、火(太陽)・水(月)・土(地球)のエネルギーでできていると捉えています。

そのため、なるべく自然界をキレイにしようと考えます。

私は、加えて生産者の想いのエネルギーが大事だと感じています。

生産者さんがどんな想いでその農作物を育てたか、
それが農産物の根本になっていると感じています。

自然栽培の経験年数が長く、
しっかり軸を持った自然栽培農家さん達が共通して言っている事

それは、

「栽培技術にこだわってきたけど、最終的には想いだね」なのです。

地下部の目に見えない根の違い 慣行栽培米 vs 自然栽培米

目には見えない生産者の想いが
実は、最も大事なポイントで
その想いが農産物という形になっているだけです。

やはり、大事なものは、たいてい目には見えません。

例えば、稲を見てみましょう。

稲を評価するのにどこを見られますか?

・穂数
・一穂当たりの籾数
・千粒重
一般には一反(10a)あたり収量が一般的ですね。

もちろん私達も、収量は大事ですよ。
でもそれ以上に目に見えない地下部の根っこを大事にしています。

根っこを大事にすることで
収量が上がり、生命力のあるお米が作られると考えています。

慣行栽培米vs自然栽培米 根の違い

熊本県の自然農法事業団の方が、
慣行栽培米と自然栽培米の根っこを堀って比較しました。

自然栽培米の方が太根も細根も多く観察されたそうです。

根っこをしっかり多く張っているという事は
稲自身で栄養素を探しにいく逞しさがあり、
同時に根の周りにたくさんの土壌微生物と共生するので、
土壌中で命豊かな状態を創っているということです。

また、土壌の触り心地も違ったようです。
確かに写真でも土壌の粒子の感じが異なりますね。

私達は、農作物は単なる物としての栄養素ではなくて
命のあるエネルギーとして捉えています。

前田 英之

目に見えませんが、地下部で根っこをしっかり張るような
生命力溢れる自然栽培米を広げていきたいと思っています。

より一層、安心安全で
生命力溢れる自然栽培米を通して
食べた人が元氣になり活力に溢れて欲しいと思っています。

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