HOME ■自然栽培歴10年目のミナミニシキの収穫|前田自然農法米・自然栽培米ミナミニシキ■
熊本県の自然栽培米ミナミニシキの
収獲が10月末頃から始まりました。
九州で10月末頃の収穫は遅い方ですが
これもミナミニシキの特徴の一つです。
【目次】
1.昔の特徴を持つ自然栽培米ミナミニシキの特性とは!?
2.自然栽培歴10年目前田自然農法米ミナミニシキの動画
ミナミニシキの主な特性は
1) 晩生(おくて)品種
2) 長稈(ちょうかん):稲の背が高い
3) あっさり系のお米
この特徴は、明治時代に栽培されていたような
昔のお米の特徴ですね。
九州で主に栽培されている品種はヒノヒカリですが
ヒノヒカリは5月中旬頃種まきを開始し
収獲は、10/10頃からです。
一方、
ミナミニシキは
ヒノヒカリと同じく5月中旬頃種まき開始ですが、
収獲は、10/25頃からです。
約2週間ほど収穫が遅いですね。
ミナミニシキはいわゆる晩生(おくて)品種であり、
収穫時期が10-14日ほど遅くなります。
九州では、10月は台風がくることもありますので
早く収穫時期を迎えるように品種改良されてきました。
また、新米の出荷をどこよりも早くしたいこともあり
晩生品種は、今ではあまり栽培されていません。
もう一つのミナミニシキの特徴として
稲が長稈(ちょうかん)であることが挙げられます。
稲の背が高いということですね。
昭和に入ってからの稲の品種改良では
稲の倒れを防ぐために
短稈(たんかん)の稲作りを目指してきました。
この長稈も昔の品種の特徴を引き継ぐ
ミナミニシキの特徴です。
夕方に撮った収穫前の自然栽培米ミナミニシキですが
夕日と稲の黄金色と青空で作り出す空間が何とも美しく
清々しい空気が流れています。
今年も草が多い田んぼもあり収量が少ない田んぼもありましたが
草は土を良くしていく効果がありますので
年々土壌が少しずつでも良くなってくれればと思います。
今年で農薬も肥料も使用しない自然栽培歴10年目となります。
地震や夏の異常高温、火山噴火など
いろいろな出来事が起こりましたが
何とか収穫ができました。
収獲できることは、当たり前の事でなく本当に有難いことだと感じます。
今年で、自然栽培歴10年目を迎えましたが
年々環境の変化を感じています。
農薬も肥料も使用せずに自然の力で育てるお米作りのため
環境変化の影響を受けます。
自然栽培米農家の前田さんは、
「環境変化に応じて、
毎年同じやり方ではなくて
自分の考え方もやり方も変化し進化していく必要がある」と感じているようです。
※前田さんの水田地域が広いために
風の音が入っておりますので
風の音が入る部分は字幕を付けております。
今年も収穫できたことは
自然に感謝、稲に感謝、人に感謝です。
より一層、安心安全で
私達が食べるべき本来のお米を目指して
自然栽培の道を精進していきたいと思います。
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