私たちは
農薬や肥料を一切使用しない自然栽培米をお届けしておりますが
自然栽培米と、農薬や肥料を使用している慣行栽培米と
米粒を見比べた時その違いを見極めるのは、難しいでしょう。
見た目は似たような米粒でも
米粒ができるまでの過程が全く異なるので
私たちは、全く別物だと捉えています。
天草で行われた自然農法集会に参加した際に
非常に興味深い写真を入手しました。
それは
自然栽培米と慣行栽培米を比較した根っこの違い
自然栽培米の場合、
肥料を使用しませんので
初期の成長は、どうしても遅くなります。
しかし、その間に稲は、必死に根っこを延ばすのですね。
これこそが、稲の生命力の強さを生むのです。
これは、人間も同じですね。
目に見えないところこそ大事なのです。
左側が自然栽培歴5年目の稲
右側が慣行栽培米の稲
さて、それぞれの根っこの部分を見てみると
慣行栽培米の根っこ
自然栽培歴5年目の稲の根っこ
太根の張り方に大きな違いが見れますね。
自然栽培歴5年目では、
地上部での見た目は、成長が遅いのですが、
地下部では、これだけ根っこを張っていたのです。
肥料を与えられる環境だと、
頑張って根っこを伸ばす必要もないので、これほど根っこを張れません。
これだけの根をしっかりと地面に張り巡らし
大地から稲自身の力で栄養素を吸い上げる。
生命力の違いは、
この目に見えない部分にあるのだと感じます。
「私達の体は、私達が食べた物によって作られています」
私達は健康のために
どのような食べ物を食べていくのか?
私達が、生命力に溢れた生活を送りたいならば、
生命力に溢れた食べ物を体に摂りいれると良いでしょう。
皆様が食品を選ぶ時に
一つ基準にすると良いこと
それは
”その食べ物に命が宿っているかどうか”
世の中には、命の宿っていない
てっとり早く栄養素が摂れる商品もありますが
やはり、人間の命を育むものは
命のある食べ物です。