お米作りは
田植えから始まるとお思いの方が大半だと思います。
でも実はお米作りは、苗作りからがスタート。
苗床と呼ばれるところに、種をまいて
田植えするまでに苗を育てることをいいます。
この作業を、苗床作りとか苗床作業と呼びますが
ミナミニシキを作っている前田さんの苗床作業には
他所は違うポイントがあります。
苗床作業とは?
苗床作業は、一般的に田植え前の5月に行われます。
美味しく、質の良いお米を作るにも
デリケートな苗の生育は重要です。
田植えまでの間、細やかに水量を調節し
日当たりが良く、風当りのない場所で育てます。
熊本県玉名市で
無農薬・無肥料のミナミニシキを作る
前田さんの苗床作業は、他所とは違うこだわりがあります。
まず、使用する水は水道水ではなく、田んぼの水であること。
そして、土も、不純物が含まれていない山土を使うことです。
苗作りの段階から徹底して
無農薬・無肥料であることにこだわっている前田さん。
苗床作業の特徴を
語っていただきました!
目からウロコの前田さんの苗床作業
前田さんの苗床作業は年々進化ています。
よりよいお米を作るために
日々前田さんは苗にとっても
良い環境作りに勤しまれているんですね。
前田さんの苗箱は1,500枚にものぼります。
前田さん一人ではとてもこなせないので
毎年、お手伝いに来ていただいて
10人程で行っているそうです。
前田さんは、お手伝いさんたちに
また来年も来たい!と思ってくれるよう
あるものを導入しています。
また、通常行う芽出しは行っていません。
なぜなのでしょうか?
動画はこちらからどうぞ!
(↑サングラス姿がかっこいい前田さんのインタビュー動画はこちらから!)
昨年は、広い地域で台風やウンカの被害に見舞われ
非常に収穫が厳しい年でした。
しかし、不思議なことに前田さんの田んぼは
被害が少なかったのです。
今年のミナミニシキも
力強く育つことを願っています…!