玄米を精製するときに出る
茶色の砂のような糠(ぬか)。
精製後には不要になるものです。
でも、ぬか漬けのぬか床には欠かせませんし
最近では美容品にも使われています。
意外にもとっても実用的なぬか。
その魅力に迫ります!
(無農薬のお米がからとれたぬかはこちらから)
米ぬかとは何か
収穫後のお米は、籾殻に包まれています。
籾殻を除いたものが玄米です。
玄米には、隅に胚芽がついています。
そして、果皮、種皮に包まれています。
この果皮、種皮が、ぬかです。
白米は、胚芽と果皮、種皮を除いたものですね。
白米に精製したら、不要となってしまうぬか。
でも、ぬかには栄養がたくさん含まれています。
実は、玄米に含まれる栄養素のうち
なんと9割がぬかに含まれているんです。
胚芽には、ビタミンやミネラル、デトックス作用のあるフィチン酸
表皮には食物繊維がたくさん。
玄米や白米よりも、何十倍もの優れた栄養が含まれているのに
そのまま食べるのにはパサパサしていて
ちょっとクセがありますよね。
でも、工夫一つで手軽に採り入れられるんです!
米ぬかの活用法
ぬかの活用といえば、まず思い浮かぶのがぬか漬けですよね。
ぬか漬けに必要な材料もスーパーで手に入るものばかりなので
初心者でも簡単に作ることができます。
さらにぬか床は、丁寧にお手入れをすれば
何年も持つといわれています。
ポイントは、こまめにかき混ぜること。
ぬかの作用によって
美味しい発酵食品に生まれ変わる野菜たち。
ぬか漬け作りでスローライフを楽しむのもいいですね♪
その他に、煎ってふりかけを作ることもできますし
ヨーグルトや牛乳に混ぜれば、腸活にも打ってつけのドリンクになります。
春の旬野菜、タケノコのアク抜きにも使われますね。
最近では、ぬかの成分を生かした化粧水などの美容品も売られています。
保湿や美白の効果が期待できるとして
自宅で、手作りのぬかパックやぬか入浴剤を楽しむ人も増えてるそうです。
米ぬかはどこで手に入る?
ぬかは、お米屋さんに行けば手にいれることができます。
コイン精米機にもたくさんあり
無料で提供している所もあるそうです!
スーパーにも置いてあることがあります。
でも、行ってみなければ分からないもの。
そんなときはネットで買うこともできます。
熊本県玉名市で無農薬・無肥料のミナミニシキを作られている前田さん。
前田さんは、ご自身で育てたミナミニシキからとれた米ぬかも販売しています。
農薬が残りやすいといわれているぬか層ですが
前田さんのお米は無農薬・無肥料なので
安心して使うことができます。
さらに、自然栽培米専用の精米機で精米しているので
他の種類の米ぬかが混ざることがないことも安心ポイントです。
いいことずくしの米ぬか。
健康な体作りに役立ててみたいものですね!
(前田さんの米ぬかはこちらから)