日本にコーヒーが伝わったのは江戸時代初頭。
長崎の出島から伝わりました。
でも、当時コーヒーは飲むものではなく
薬として使用していたとの記録が残されているそうです。
コーヒー独特の苦みと酸味が当時の日本人には受け入れがたく
今のようにドリップして飲むようになったのは明治~大正にかけてです。
もともとコーヒーは薬として用いられてきた歴史があり
焙煎して飲むようになったのは10世紀頃からといわれています。
でも、それよりももっと古くから飲まれているコーヒーがあります。
それは、玄米を焙煎したコーヒーです。
(玄米コーヒーの詳細はこちらから)
<目次>
玄米コーヒーはどんな味がする?
文字通り、玄米コーヒーとは
玄米を焙煎し、粉砕したものを溶かして飲むコーヒーです。
玄米コーヒーは、実はとっても歴史が深い飲み物なんです。
その昔、日本では民間療法として用いられてきました。
嗜好品としてではなく、玄米コーヒーも薬として飲まれていたんですね。
漢方の世界では「玄心」とも呼ばれ
様々な病気に効く妙薬として用いられていました。
玄米コーヒーには
・体を内側から温める
・余分なものを排出するデトックス
・ノンカフェインだから刺激がない
という優れた効能があります。
そんな玄米コーヒーですが
薬特有の、渋くて苦い味がするイメージがわく方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、とっても香ばしくて飲みやすいんです。
まろやかさの中にもコクがあり、後味はスッキリ。
だからお菓子だけじゃなく、
おかず料理にもあうんです。
煮出して冷やしたものは麦茶の代わりとしても
ゴクゴク飲むことができます。
玄米コーヒーにはこんな楽しみ方もある!
基本的にお湯や水に溶かして飲む玄米コーヒーですが
お菓子や料理にも使えます。
例えば、コーヒーゼリー。
寒天やゼラチンに粉末を混ぜて冷やせば出来上がり!
夏のひんやりスイーツとしてお子様も喜びます。
コーヒーゼリーは、実はハンバーグのたねに包ませて焼くと
ふっくらになることを知ってましたか??
ハンバーグを焼くときに溶けだしたコーヒーゼリーのゼラチン。
このゼラチンには保湿作用があり
肉から溢れ出る肉汁を、ハンバーグの中にとどめてくれるんです。
ケーキの生地に混ぜてもいいですね。
ほんのり香ばしい大人のスイーツが出来上がります。
玄米コーヒーのコクを生かして
カレーに混ぜても美味しく仕上がります。
辛さもまろかやかになりますね。
玄米コーヒーを作っている前田英之さん
玄米コーヒーの原料であるミナミニシキ玄米を
無農薬・無肥料の自然栽培で作っている農家、前田英之さんは
自身も毎朝、煮出して冷やした玄米コーヒーを飲んでいます。
玄米コーヒーを飲むと、体温が上がり
血液もサラサラになって、体の調子が良くなったそうです。
前田さんが作っているミナミニシキは
モチモチした粘りと甘さのありお米とは対照的に
あっさりとした食味で、粘りもありません。
なので、炊いて食べても胃もたれせず
体になじむ優しい味わいがします。
前田さんのミナミニシキ玄米から作られたコーヒーは
無農薬・無肥料なので、アレルギーが心配の方でも飲むことができます。
微細粉末なので、さっと溶けて飲みやすいと評判です。
水筒に入れ、持ち運ぶのにもぴったり。
この夏は、玄米コーヒーの健康パワーで
クーラーからくる体の冷えも、予防したいですね。
(無農薬ミナミニシキからできた玄米コーヒーはこちらから)